夢を通して感情を解放したケース
【使用者】
Nさん 女性
【使用したエッセンス】
A/ファイアー・デフィシェント（S/オクサリス）
【使用後の変化】
C/トランキュリティーを使いながら、時々ファイアー・デフィシェントを使用。その時、2日ほど続けて変わった夢を見た。買い物先で店の対応が悪いと店員にクレームをつけたり、誰かに文句を言ったりした。ふだんは胸に収めることが多いので疲れた。
【コメント】
これはご自身でエッセンスを使っていたケースです。ファイアー・デフィシェントは、S/バターカップ、E/ヒース・ベッドストロー、S/オクサリス、S/セイクレッド・ロータスの組み合わせからなるエッセンスですが、今回のケースでは、特にその中のオクサリスが関係しているように思います。
オクサリスはふつう何かに脅かされて、のどのあたりが委縮している人に使われるエッセンスです。のどのチャクラは自分自身を表現することとかかわります。この方のように、何かあっても「ふだんは胸に収めて」、「文句を言ったり」しない人というのは、のどのチャクラに滞りがあると思われます。オクサリスは、その滞りを取り除くことを助けます。そして、自分を解放する最善の方法を見つけることができるように導いてくれます。フラワーエッセンスでは、自分を解放する最善の手段として、しばしば夢が用いられます。このケースのように、夢を通じて抑圧した感情を解放することは、おそらく最も安全な感情の処理方法のひとつと言えるでしょう。
ちなみに、このケースには後日談があります。実はこのあと数カ月間、この方は、のどのあたりに押されているような感覚が続いていたそうなのです。ただ、それが何によるものかわからず、ホメオパシーのレメディーなどを使っていたところ、しばらくしてから消えたということでした。この「のどの威圧感」というのはまさしく、オクサリスのエッセンスを必要としている状態です。私はこの話を聞いて、それまで抑圧していた潜在意識のふたが開いて、感情を解放しかけたまま出し切れていないような印象を受けました。このような場合、もうしばらくファイアー・デフィシェントもしくはオクサリスを使い続けるとよかったでしょう。（東 昭史）